Japanische Klassiker mit Furigana
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かいじんにじゅうめんそう
かいじん二十めんそう
江戸川 乱歩
Lesen Sie かいじん二十めんそう (かいじんにじゅうめんそう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 12.492 Zeichen · 26 Bildschirme
あれは、いったいなんだろうと、みんなおどろきました。
そのはいいろのものは、みるみる大きくなって、すうっと、くうちゅうにうき上がりました。それは、五メートルぐらいの大きなたまです。
たまの下に、なわばしごのようなものが、ぶらりとさがっています。
二十めんそうは、ぱっとかけだして、そのなわばしごにとびつきました。
それは、大きなふうせんだったのです。
二十めんそうは、こんなときのよういに、くさむらの中に、ふうせんと、すいそガスのポンプをかくしておいたのです。さっきから、手下が、ふうせんにガスをいれていたのです。大ふうせんは、ふわふわと、そらたかくのぼっていきます。
「どうだ、おくの手がわかったか」
二十めんそうは、みんなをみおろして、からからとわらいました。
ふうせんは、かぜにふかれてりくのほうへとんでいくので、みんなは、ランチでりくにもどり、れんらくしておいたけいさつのじどうしゃにのって、おいかけました。
ふうせんは、にしへにしへとながされて、よこはまのまちをとおりこしました。
よこはまからすこしいった山の上に、コンクリートの大きなかんのんさまが、にゅうと、くびをだしていました。