Japanische Klassiker mit Furigana
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かねも せんちへ いきました
かねも 戦地へ いきました
小川 未明
Lesen Sie かねも 戦地へ いきました (かねも せんちへ いきました) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 8.335 Zeichen · 17 Bildschirme
「ぼくたち、しゃせいを して いるの。」
「学校へ だすのよ。」
「もう くらく なるじゃ ないか。」
「きょうは、うまく かけなかったから、また あした かこうよ。」
三人は、おうちの ほうへ あるきだしました。あちらの 空が 赤く みえます。
「たっちゃん、出征した かねは、どこへ いったろう。」
と、あや子さんが ききました。
「こうじょうへ おくられて、てっぽうの たまや ひこうきの はねに なって、戦地へ いくのさ。」
「もう かえって こないから、かわいそうね。」
「かわいそうなもんか。めいよだもの。よろこんで いるよ。」
と、たつぞうさんは いいました。
「おてらの かねも、うまれかわって、ひこうきに なったかも しれない。」
「きっと ひこうきに なったろう。」
「だから かねは、よろこんで かねつきどうを でて いったわ。」
「ひこうきに のって、あちらの 空へ とんで いけば、まだ 日の あたって いる きれいな 町が ありそうだ。」
と、勇ちゃんが いいました。
たつぞうさんは、かた手に おべんとうばこを かかえ、かた手を ズボンの かくしに いれて いました。