Japanische Klassiker mit Furigana
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
Lesen Sie ぐうたら道中記 (ぐうたらどうちゅうき) von 佐々木 邦 (ささきくに) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 164.113 Zeichen · 332 Bildschirme
チビ/\は待遠しい」
と三輪さんは出かけない中から、帰ることを考えている。
「大体の方針を然う定めて、詳しい日程は団君に一任しようじゃないか? 種々と工夫して見たが、僕には何うも纒がつかない」
とお父さんは無精ばかりでもなく、実際手に余していたのだ。
「その方が早い。団君、頼むよ」
と三輪さんが応じた。
「宜し、引き受けよう。村岡君のこの手帳を拝見したが、これは迚も一日を二十四時間と見て拵えた予定じゃない。こんなに活動したら丈夫な僕でも二三日でヘト/\になってしまう」
と団さんは手帳を繙りながら言った。
「それは理想に過ぎないのさ」
とお父さんは澄ましている。
「道理で昼飯を食う時間が些っとも勘定に入っていないし、毎日晴天の積になっている。しかし名所古蹟の名前丈けは随分能く集めたもんだね。そうしてこの名物の表が振っている。一々片っ端から食って行く予定になっているが、これも人間の消化官能の測定を誤っている。君はイヨ/\やるとなると思いの外過激だね。宜いよ、僕がもっと実際的の予定を拵えよう。この手帳は借りて行って及ぶ限り君の希望に副うように計らおう」
「それは余り重きを置かないで適宜に取捨して呉れ給え。