Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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みみずせんせいのうた

みみず先生の歌

村山 籌子

Lesen Sie みみず先生の歌 (みみずせんせいのうた) von 村山 籌子 (むらやまかずこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.399 Zeichen · 3 Bildschirme

Aozora Bunko

靴でけっとばされても

煙草の火で焼かれても

サーベルでぶっ切られても※(感嘆符二つ、1-8-75)

暴逆の嵐吹かば吹け、

僕の身体は又新らしく伸びてゆく。

我ながら珍物だと思っているが、

僕は男であって然も女である。

だから僕は、私は、卵を生む。

卵は顕微鏡で見るべき大きさだ。

一昼夜か二昼夜のうちに十二位生む。

十四日目に小さいみみずが卵の中から出て来るのだ。

諸君、みみずは卵から生れるんだよ。

小さな小さなみみずの子

大きさは一インチの八分の一。

それで大人になるには一年か二年はかかるのだ。

全く虫にしちゃあ時間がかかりすぎるよ。

犬だって猫だって一年たてば大人になるんだ。

だが僕達はいつも楽しく暮している。

何故といって

僕達には地主や小作人なんていうものがないからだ。

生きている限り、

誰でも同じように、

食う事が出来、

住むことが出来るんだ。

そして、

もっと沢山脳みそさえありゃ、

学校へ行けるんだ※(感嘆符二つ、1-8-75)