Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
めくらぼし
めくら星
小川 未明
Lesen Sie めくら星 (めくらぼし) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.348 Zeichen · 9 Bildschirme
「毎夜、この下界の近くにまで降りてくる。もし、山や、森に突きあたったらどうするつもりだろう。」と、彼らはたがいに話し合いました。
「こりゃ、おれたちが、あの星に注意してやらなけりゃならない。」
「そうだ。それがおれたちのすべきことだ。」と、彼らは、またいいあいました。相談がすむと、彼らはたがいに別れてしまいました。
どんな晩も、雨の降らないかぎりは、めくら星は、金色に光って、下界に近く空をさまよいます。みなさんは、金色に輝くお星さまが、山の頂にとどきそうになって過ぎるのを見るでありましょう。そのとき、ふもとの谷川は、声をかぎりに叫びます。また、森には、風が起こって、ゴーゴーと鳴ります。ある山は、赤い火を噴いて、星に警戒します。
めくら星は、高い山の頂につきそうになって、この物音を聞きつけて、さも寒そうに身ぶるいしながら、青い青い夜の空をあてもなく、無事に過ぎてゆきます。
神さまは、めくら星となった娘を、かわいそうだと思われました。けれど、逃げた小鳥にべつに罪のあるわけでありませんから、それを罰することができませんでした。ただ、めくら星が毎夜、地に近く降りて鳥を探しているのを不憫と思われて、これはいくら探してもわかろうはずはないから、逃げた鳥は、ほかの鳥のように昼間はないたり、さえずったりさせずに、夜にかぎっ