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Japanische Klassiker mit Furigana

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イグアノドンのうた

イグアノドンの唄

中谷 宇吉郎

Lesen Sie イグアノドンの唄 (イグアノドンのうた) von 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.469 Zeichen · 21 Bildschirme

Aozora Bunko

丁度午後四時、行く手の雪の上に奇妙な足跡を発見した」「奇怪な生物は少くとも二頭以上が打ち連れて通ったことが、入り乱れた足跡によって確認された。その大きさはわれわれの山靴の跡よりは幾分長く、幅は非常に広かった。詳しく調べると、三本の幅広い足指と、別に横に張り出した大きな親指とが認められた。われわれはその足跡を追って一哩あまり氷河を降ったが、氷がモレインに蔽われた場所で、はっきりと切れていた」

この足跡は、写真撮影もされ、また観察者がちゃんとした人だけに、汽車をまたいだ怪巨人の話とは少しちがった意味がある。従って動物学者たちも、放っておくわけには行かない。鑑定の結果、ラングール猿ということになったのであるが、これに対するシプトン氏の反対意見には、もっともなところがある。

第一に、ラングール猿は菜食動物であるが、高度一万九千呎の氷河の上で、植物は何があるのだろうか。肉食動物ならば、氷河の下部にはモルモットもチベット鼠も棲んでいるので、それらを常食として生きて行けるが、菜食動物は、こういうところでは、生存し得ないはずである。

第二に、ラングール猿の足形は、どんなに大きいものでも、長さ八吋を越えるものは、今まで知られていない。