Japanische Klassiker mit Furigana
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シェイクスピアのきょうり
シェイクスピアの郷里
野上 豊一郎
Lesen Sie シェイクスピアの郷里 (シェイクスピアのきょうり) von 野上 豊一郎 (のがみとよいちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 13.656 Zeichen · 26 Bildschirme
の芝居を見に行くのだったと思いつき、急いで支度をしてロッビへ下りる。
廊下のつきあたりにMacbeth と札を打った部屋があって、ドアがあいていたから、のぞいて見たら、読書室だった。さしさわりのある名前は客室には付けないのかも知れない。ロッビで水沢・工藤両君に部屋の名前を聞いたらTroilusandCressid だといって、つまらなそうな顔をしていた。
芝居のある場所はシェイクスピア記念館といって、ホテルから歩いて五分とはかからなかった。一方はすぐ川になって、前の広場の楡の並木には色とりどりの裸か電球が枝に付けてあるのも祭の季節だからだろうが、鄙びてストラトフォードらしかった。記念館は前世紀の七十年代に建てられたもので、劇場と塔と絵画館と図書館から出来ていたが、劇場と塔は十三年前の火事で焼けたのを再建して、七年前市河三喜君夫妻が来た頃やっと落成しそうになっていたと聞いたのが、出来上ってるのを見ると、ロンドンのどの劇場とも比較にならないほど思い切って近代的な構造である。焼けた劇場もストラトフォードの環境の中ではあまりに異色的だといわれて焼けた当座今度建つのは劇場設計の「最後の言葉」