Japanische Klassiker mit Furigana
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シンデレラ
シンデレラ
水谷 まさる
Lesen Sie シンデレラ von 水谷 まさる (みずたにまさる) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.247 Zeichen · 15 Bildschirme
年もとっていましたし、顔だってきれいではありませんでした。けれど、そんなことは、どうでもよかったのですが、なによりも失望したのは、やさしみがないことでした。また、二人の新しい姉も、お母さまとよく似た意地悪の娘でありました。
お母さまと二人の姉とは、お父さまの前では、シンデレラに冷たいそぶりも見せませんでしたが、お父さまがいないと、がらりと変っていろいろと辛くあたるのでした。
それは、シンデレラが、きれいであったためです。きれいなのを妬まれたのです。けれど気だてのすなおなシンデレラは、そんなことは露知らず、冷たくされるのは自分が至らぬせいだと、あきらめておりました。
『みんな、あたしがわるいからだわ。』
シンデレラは、そう考えて、ちっともいやな顔も見せないで、お母さまと二人の姉さんたちに、精一杯仕えようとしました。けれど意地悪の三人には、そのシンデレラの優しさ、すなおな気だてが、かえって憎らしく思われるのでした。
『ほんとに小憎らしい子だよ。』
お母さまは、シンデレラを目の敵のようにして、わざとたくさんの用事をいいつけて、朝から晩までこき使いました。
お掃除、皿洗、水汲――シンデレラは、独楽鼠のように、くるくる身体を動かして、立ち働かなくてはなりませんでした。