Japanische Klassiker mit Furigana
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ジャックとまめのき
ジャックと豆の木
楠山 正雄
Lesen Sie ジャックと豆の木 (ジャックとまめのき) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 8.339 Zeichen · 17 Bildschirme
」といいました。
ジャックが、そっとお釜のふたをあけてのぞいてみますと、玉でかざった、みごとなハープのたて琴が目にはいりました。
鬼の大男は、ハープをテーブルの上にのせて、
「なりだせ。」といいました。
すると、ハープは、ひとりでになりだしました。しかもその音のうつくしいことといったら、どんな楽器だって、とてもこれだけの音にはひびかないほどでしたから、ジャックは、金のたまごのにわとりよりも、金と銀とのいっぱいつまった袋よりも、もっともっと、このハープがほしくなりました。
するうち、ハープの音楽を、たのしい子守うたにして、さすがの鬼が、いい心もちにねむってしまいました。ジャックは、しめたとおもって、そっとお釜の中からぬけだすと、すばやくハープをかかえてにげだしました。ところが、あいにく、このハープには、魔法がしかけてあって、とたんに、大きな声で、
「おきろよ、だんなさん、おきろよ、だんなさん。」と、どなりました。
これで、大男も目をさましました。むうんと立ち上がってみると、ちっぽけな小僧が、大きなハープを、やっこらさとかかえて、にげて行くのがみえました。