Japanische Klassiker mit Furigana
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ジャックとまめのき
ジャックと豆の木
楠山 正雄
Lesen Sie ジャックと豆の木 (ジャックとまめのき) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 8.339 Zeichen · 17 Bildschirme
そしてがつがつ、がぶがぶ、たべたりのんだりしはじめました。そっとジャックがのぞいてみていますと、それはあとからあとから、いつおしまいになるかとおもうほどかっこむので、ジャックは、目ばかりまるくしていました。さて、たらふくたべてのんだあげく、お上さんに、
「おい、にわとりをつれてこい。」といいつけました。
それは、ふしぎなめんどりでした。テーブルの上にのせて、鬼が、
「生め。」といいますと、すぐ金のたまごをひとつ生みました。鬼がまた、
「生め。」といいますと、またひとつ、金のたまごを生みました。
「やあ、ずいぶん、とくなにわとりだな。おとうさんのおたからというのは、きっとこれにちがいない。」と、下からそっとながめながら、ジャックはそうおもいました。
鬼はおもしろがって、あとからあとから、いくつもいくつも、金のたまごを生ましているうち、おなかがはってねむたくなったとみえて、ぐすぐすと壁のうごくほどすごい大いびきを立てながら、ぐっすりねこんでしまいました。
ジャックは、鬼のすっかりねむったのを見すまして、ちょうど鬼のお上さんが、台所へ行っているのをさいわい、そっとだんろの中からぬけだしました。