Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かぜのまたさぶろう

ポラーノの広場

宮沢 賢治

Lesen Sie ポラーノの広場 (かぜのまたさぶろう) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.062 Zeichen · 135 Bildschirme

Aozora Bunko

それから寝ました。

あとはあしたのことです。

三、ペンネンネンネンネン・ネネムの巡視

ばけもの世界裁判長になったペンネンネンネンネン・ネネムは、次の朝六時に起きて、すぐ部下の検事を一人呼びました。

「今日は何時に公判の運びになっているか。」

「本日もやはり晩の七時から二件だけございます。」

「そうか。よろしい。それでは今朝は八時から世界長に挨拶に出よう。それからすぐ巡視だ。みんなその支度をしろ。」

「かしこまりました。」

そこでペンネンネンネンネン・ネネムは、燕麦を一把と、豆汁を二リットルで軽く朝飯をすまして、それから三十人の部下をつれて世界長の官邸に行きました。

ばけもの世界長は、もう大広間の正面に座って待っています。世界長は身のたけ百九十尺もある中世代の瑪瑙木でした。

ペンネンネンネンネン・ネネムは、恭々しく進んで片膝を床につけて頭を下げました。

「ペンネンネンネンネン・ネネム裁判長はおまえであるか。」

「さようでございます。永久に忠勤を誓い奉ります。」

「うん。しっかりやって呉れ。ゆうべの裁判のことはもう聞いた。それに今朝はこれから巡視に出るそうだな。