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Japanische Klassiker mit Furigana

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マクシム・ゴーリキイのでんき

マクシム・ゴーリキイの伝記

宮本 百合子

Lesen Sie マクシム・ゴーリキイの伝記 (マクシム・ゴーリキイのでんき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 60.543 Zeichen · 120 Bildschirme

Aozora Bunko

休みの日の夕暮、娘達や若い女達は雛鳥のように口を開けて歌をうたいながら、村の往還を行った。微かに酔っているような笑いを笑う。村の女たちにいつも愛されているイゾートもまたまるで酔っているように微笑する。彼は痩せ、一層厳しく、美しく、神々しくなった。

或る休み日の朝、ロマーシの小屋の煖炉用薪に火薬をつめこんだ者があり、それが爆発して、あやうく下女を殺しかけた。窓ガラスが皆こわれた。通りを子供らが叫んで馳けまわった。

「ホホール(ウクライナ人の蔑称)の家が火事だ! 焼けちまうぞ!」

「奴等を村から追っ払え!」

小さい、赤毛の百姓が、片手に斧をもって窓から小屋へ入りこもうと藻がいている。薪を手に持ったまま、平静至極にロマーシがその赤毛の百姓に訊いた。

「お前何処へ行く?」

「消しに行くんだよ、とっさん!」

「どこも焼けてやしないよ」

それから、ロマーシは店の入口へ行って、細工のされた薪を群集に示しながら云った。

「お前たちの中の誰かがこの棒へ火薬をつめて、それを俺達の煖炉の中へ突込んだんだ。だが火薬が少ないんで、害はなかった」

「私の大学」に、ゴーリキイは、卓抜な洞察をもって描写している。