Japanische Klassiker mit Furigana
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ルポルタージュのどくごかん
ルポルタージュの読後感
宮本 百合子
Lesen Sie ルポルタージュの読後感 (ルポルタージュのどくごかん) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.886 Zeichen · 6 Bildschirme
従って、報告に比べれば文学の様式として心持が抽象して扱われる場合が多いのです。
若い女性たちが、ものを書きたくて書いてゆく自然の動機には、きっとこの二つの形のちがいがはっきりしないまま、ただ表現したい、心を語りたい欲望として感じられるまま書かれる場合が多いのでしょう。
そういう心持への理解と共感とは、特に書いているのが女性たちである場合私たちの心に生きているのです、が文学において様式の差別をみとめて、小説と小品文とのちがいを知っているとすれば、やはり感想文と報告文学とのちがう点をわきまえてゆくことも一つの成長であろうと考えます。本当の報告文学が若い女性によって一つでも多く書かれるようになれば、とりも直さずそれだけ若い女性の生活態度も社会的な眼をひろめ、識別をひろめたことになるのだと思います。ルポルタージュと感想文とのちがいをもう一度改めて考えて行くのに役立つように今月は原稿を整理して行って見ます。
一、職場の日記 牧美耶子
これが送られた原稿の中では一番報告文学に近づいたものです。この筆者が、過去二年の間に段々うつりかわって今日に到った働く人たちの食物の状態について、もっと深い注意を向けて書いて見たら、きっと立派な記録が出来ただろうと思います。