Japanische Klassiker mit Furigana
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おもいで
ロッパの悲食記
古川 緑波
Lesen Sie ロッパの悲食記 (おもいで) von 古川 緑波 (ふるかわろっぱ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 52.651 Zeichen · 114 Bildschirme
エプロンかけて、紙製の帽子までかぶせられたのは、どういうものであろうか。二十二日 宗右エ門町の六番館。鉄板焼の牛肉。肉がいいから、文句なし。野菜も、いろいろあってよし。これで、「うちでは、ポンズであがっていただきます」などと気取らなければ尚いい。そんなことを言われると、こっちは逆らって、「俺は食塩で食うよ」。二十一日 ハネ後、K氏邸へ招待され、集英楼の中華料理を御馳走になる。燕巣にはじまる此の一コース、頗るよかった。二十四日 酔後、南のすし屋小政へ。ここも、おどりは売切れで、つまらない。平目、穴子など食う。二十六日 昼食、船場の一平。おどりを主として、すし十何個。赤だしが出て、今更に、東京では見られない此の演出、大阪独特だな、と思う。然し、すしと赤だしとは、果して、合うものだろうか。二十八日 夜食。宗右エ門町、菱富。久しぶりで、東京風うなぎ蒲焼で飯を食った。これは正に東京の味だった。色々出た中で、あこう鯛の蒸したのが実にうまく、あこうというものを、あらためて認識した。二十九日 北のミツヒサ、夜食。ビフテキよし、チキンよし。三十日 今宵、アチャコ、トニー谷と共に、再び北の菊屋で。