Japanische Klassiker mit Furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 334.472 Zeichen · 667 Bildschirme
おれたちを圧迫し、植民地化しようとする奴等を全部殺せ。殺さなければ奴等がおれたちを、しめ殺す。全体、どんなわけが有って、お前たちは原子爆弾を最初に日本に落したのだ? そんな事をしなくても、あの頃すでに日本は戦争を続ける力を失ってしまっていて、捨てて置いても間もなく降伏するばかりになっていた、のに、どうして、どんな理由であんな悪魔の爆弾を広島・長崎に落したのだ! そう言ってわめいて、そして、その、そいつらと一緒に寝ているのが貴様だ! その恥知らずがお前だ! そう言って私の首をしめにかかるの!
私 ……須永が、あなたを?
房代 え、須永さん――?
私 ですから――
房代 いえ、省三さんです。
私 ……ああ。
織子 でも、省三があなたに対して、そんな失礼な――どうしたんでしょう?
房代 まるでもう、いつもと違うんです。気が変になったんじゃないかしら?
私 須永を見ているうちに、自分の内に眠っていたものが、省三君の中で眼をさました。……省三君だけではない、みんながそうだ。
房代 どうしたんでしょうホントに? なんか、とんでもない、恐ろしい事が起きるのじゃないかしら? 怖いわ私! (織子に抱きつく)モモちゃん、どこかしら? あの子だけだわ、いつもと変らないのは。