Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 334.472 Zeichen · 667 Bildschirme
須永 そうでしょうか?
舟木 そうだよ。そいで君は、あと、一人で生きて行く拠り所を全くなくした。直ぐに、だから、死ねばよかったのだ。
須永 直ぐに死ねばよかったのです。
舟木 だのにウロウロ生きていた。死んだ恋人をフォビヤに追いこんだ実体、その父と母が前に立ちふさがっている。特に父親は転位された君自身だ。君には恋人を殺したという意識がある。同時に彼女を殺したのは父だと言う二重意識。それがダブッて決定的な焦点を結んだ。米屋は反射的にやっただけだろう。
省三 ちがうんだ! 米屋が兵隊服を着ていたからだ。兄さんにゃわからない。俺たちの世代が兵隊服に対してどんな実感を持っているか。俺たちをおびやかし駆り立てる亡霊だ。その父親をやったのだって兄さんにはわからない。兄さんにわかるのは、せいぜい一人よがりのフロイディズムで切り込んで行ける所までだ。ホントは須永君は復讐したんだ。おれたちの前に立ちふさがって、俺たちを押しふせようとするものを、わきにどけただけなんだ。そうだね。須永君?
須永 君の言うことも、(舟木に)あなたの言う事も、どっちもわかりますけど、自分がどうだったのか、僕にはハッキリしない。