Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.279 Zeichen · 238 Bildschirme
青年 (少しテレて、微笑している)なに……ですから、なんとなく……そこいらを歩き廻って見たくなったもんだから……
百姓 ふむ……(両手を、曲った腰に当て、シミジミと青年を眺めている)……いくつの時だあ?
青年 ……十七んときです。
百姓 今、いくつになりやした?
青年 僕ですか?……二十六です。……どうも、ハハハ。……(困って、手持ぶさたで、積んである麦束に近づき、なんとなく、麦束を取り上げ、それをこく真似をする。次ぎにホントにこいで見る気になって、踏板をしっかり踏んで、ブリブリとこく)
百姓 ……(その姿を、まだ見ている)
青年 ……(相手の視線を無視して、一束こき終った時に、右のズボンのポケットにゴロゴロする物が邪魔になるのに気付き、それを取り出すと、紙袋に入った飴玉)
百姓 ……さぞ、なあ。
青年 ……(百姓の方へ寄って行き)これ、残りもんですが……(自分で紙袋から飴玉を一つ出して、百姓に渡す)
百姓 う?……(別のことを思っているので、ウッカリしたまま手を出して受取る)……なんだ?
青年 ……(紙袋の方も渡して、百姓の手元を見ている)
百姓 そりゃ、へえ……ごっつおさまだ。