Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おりき
三好十郎の仕事 第二巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 第二巻 (おりき) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.279 Zeichen · 238 Bildschirme
佐田 ホントの事を言って下さい。
三好 …………。(クタクタに弱って、ボンヤリしている。登美が立って、縁側をユックリユックリ歩き出す)……(間)
登美 ……ええと……(ユックリ引返して来、又向うへ歩き出しながら、庭を見、はじめ低く、でたらめの鼻唄)……フン、フン、フーンと。ユスラ梅が赤いよう……赤いのは、ユスラ梅……神は天にまします。天にましまし、なんにも御存じない――と。(何か讃美歌の節になる。その間も、三好と佐田はぼんやりして相対している)
(そこへ下手庭口からツカツカ入って来る和服に袴で黒い手カバンを下げた男、本田一平。四十二三歳で服装も態度もキチンとして上品である。木戸口で立停り、屋内の様子を見廻している)
登美 どなた?
本田 堀井さんのお宅でしたっけね?
登美 はあ……(縁側に手を突いて、丁寧に)どちら様でございましょう?
本田 いやあ……(ツカツカ、縁側の方へ)ええと、失礼ですが――。
登美 三好さん、お客様です。
三好 ……(先程から、救われたように、此方を振向いていたが、ノッソリ立って来る)やあ……。どなたですか?
本田 こんな所から失礼でございますが、私、本田と申しまして、堀井先生には二三度お目にかかった事がありますが、今日は御在宅――?