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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちょうさきかん

中井正一評論集

中井 正一

Lesen Sie 中井正一評論集 (ちょうさきかん) von 中井 正一 (なかいまさかず) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 129.229 Zeichen · 256 Bildschirme

Aozora Bunko

すなわち内なる自然にまで、その内包を延長するならば、そこにいわゆるカントが余りにもプロテスタント的に捨去りすぎたる有機感覚としての地上的喜びへの合法則的顧みができたのではないかと思わしめるものがある。

筋肉が、筋肉自らの行為をその内面の神経をもって評価し、そこに深い快適性をもって端的なる反省を為すこと、ここに「自然の技巧」への真に純粋なる直感があるというべきであろう。いずれの芸術もが、いわゆる「技巧」というところのもの、「腕」の内面の構造には、常にこの「内なる自然の技巧」すなわち筋肉操作の洗練性への深い信頼があらねばならない。そこにはじめて、訓練、練習、慣れ、老、大、熟、寂びの意味があるといえよう。あるいはむしろすべての「創作」の内面にはあらゆる外なる「自然の技巧」が、内なる「自然の技巧」を通って、そこに新しき美の現象が生ずるのである。自然美と芸術美の区別は、一度この「血によって構成せる自然の技巧」「呼吸によって構成せる自然の技巧」を、それが通過したか否かにある。すなわち全自然が人間の中に息づいたか否かにある。

ニイチェがカントを批評したように、「カントが創作の態度における美に余りに関心を持たなかった」