Japanische Klassiker mit Furigana
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なかむらなかぞう
中村仲蔵
山中 貞雄
Lesen Sie 中村仲蔵 (なかむらなかぞう) von 山中 貞雄 (やまなかさだお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.567 Zeichen · 47 Bildschirme
逃げて来た仲蔵は、其処に待って居た駕籠に乗る。追って来た児分、駕籠の棒掴む。
と、其の時、バタバタと駈けて来た武士。日下部典六である。
=境内
嘉助は五郎蔵の一太刀、肩先に受けアッと言って倒れる。
驚く雪枝。
父の死体に取り縋ったが流石は武士の娘、父の太刀握って五郎蔵の背後から斬りつけたが、刀落され、弱腰ドウと蹴られて倒れた。
五郎蔵が、
T「娘さん
俺の所為じゃ無えぜ」
「馬鹿な事しちゃ困る」と云って、
T「恨むんなら
先生を恨みな
此村大吉をな」
と言い残して仲蔵の方へ行かんとした時、
児分連、典六に追われて逃げて来た。
典六追って来て身構える。
雪枝は父に取り縋って泣く。
五郎蔵、相手が悪いと見て「逃げろ」とばかり一同散ずる。
典六見送ってせせら笑い、フト雪枝に気附く。
今、嘉助老人断末魔。
T「仲蔵……」
声段々細って遂にガックリなる。
ワッと泣き伏す雪枝の姿。
凝ッと見つめた典六の面に嫌な笑が浮んだ。
(F・O)
=(F・I)五郎蔵の家
長火鉢の前に坐って、御機嫌斜めの五郎蔵親分ブリブリ怒って居る。
次の室で、
捕われのお光――冷笑浮べて居る。