Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
なかむらなかぞう
中村仲蔵
山中 貞雄
Lesen Sie 中村仲蔵 (なかむらなかぞう) von 山中 貞雄 (やまなかさだお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.567 Zeichen · 47 Bildschirme
と云えば他の二人も出て来て三人揃って「親分お久し振り」
半次を伴った五郎蔵の親分然たるところ。
縁台に腰下ろすと女共いそいそと茶なぞ運んで来る。
半次がソッと五郎蔵に囁く、
T「もてますね」
「いや、其れ程でもない」顔の相を崩して得意がる五郎蔵の助平面がジロリと横目で睨んだ。長い事見つめた儘。
可憐なお光の姿。
半次「ハハン」と五郎蔵の顔色読んだ。
「親分一寸
T「いい女ですな」
と、云われて「ウーン」見惚れて居る五郎蔵。
半次が笑い乍ら「親分
T「惚ってるんでしょう?」
図星指された五郎蔵親分慌ててお光を見ていた眼を外して「いやなーに」とさりげなく言ってのけたが、半次、尚も「嘘ばっかし」
遂に五郎蔵が「実はな半次
T「俺の方は
別に何とも……」
思っちゃ居ねえんだけれど……」と云って、へへへ、と嫌な笑い浮べた。自惚れ笑いッて奴。
T「女の方が、どうやら
俺に気があるらしい」
とうそぶいたものだから、ヘーンと阿呆らしくって、物云えぬ半次。
五郎蔵尚も図々しく、
T「色男はつらい」
と云われて半次は笑い度くなった。「よう、まあ其の面で」と思ったが「そうですな」