Japanische Klassiker mit Furigana
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ちゅうじょうせいいちろうの「かしんしょう」まえがきおよびちゅう
中条精一郎の「家信抄」まえがきおよび註
宮本 百合子
Lesen Sie 中条精一郎の「家信抄」まえがきおよび註 (ちゅうじょうせいいちろうの「かしんしょう」まえがきおよびちゅう) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.886 Zeichen · 16 Bildschirme
云々と。一九二九年以後ヨーロッパ、特にフランスの事情は一変して、漫遊客の数は今日劇減している、思えば我が一家は、世界事情が将に一転化しようとするその前夜、未だ夥しくヴルヴァールを彷徨していたアメリカ人の間に計らずも互していたのであった。
書簡(四〇)
註。この旅行へ出発した朝、車が本郷一丁目辺まで来た時、父は自分が紙入だか何か忘れて来ていることに気付いたのだそうであった。国男がいそいで引かえし、特急に間に合わせようとしたが到頭駄目であったので、金は電報為替にして送り、紙入その他は又別に送ったりした由。この秋、父は何年ぶりかで、計らず最後となった奈良の古美術足脚をしたのであった。