Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きょうのそのころ

京のその頃

上村 松園

Lesen Sie 京のその頃 (きょうのそのころ) von 上村 松園 (うえむらしょうえん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.450 Zeichen · 7 Bildschirme

Aozora Bunko

五つ六つくらいの子の、ようやく髪の伸びかけたのは先ず「お莨盆」に結う。ちょっと鹿の子を掛けたりすると可愛いものだ。

少し髪が伸び揃うと「鬘下地」か「福髷」かに結う。そうたっぷりと伸びていないので、鬢を小さく出す。それを雀鬢と言った。

地蔵盆などに小さい娘の子が、襟を二本足三本足にして貰って、玉虫色の口唇をしたりしたのなど、ええものだった。

「桃割」「割れ葱」「お染髷」「鴛鴦」「ふくら雀」「横兵庫」「はわせ」など皆若い娘さん達の髷だが、中年のお嫁さんなどは「裂き笄」「いびし」などというのを結った。

明治時代の京風芸者の結った「投島田」も粋な、なかなかいいものだった。

然し時代は移り変っても、どの時代にもすたらずに永く続けられてるものは島田と丸髷で、娘さんの文金高島田にお母さんの丸髷は、品があって奥床しい。