Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こんにちのにほんのぶんかもんだい
今日の日本の文化問題
宮本 百合子
Lesen Sie 今日の日本の文化問題 (こんにちのにほんのぶんかもんだい) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 81.154 Zeichen · 161 Bildschirme
画家たちは戦争を謳歌した彼等のブラッシで何をえがいたらよいかととまどいしていた。
美術の官僚統制に反撥する若い画家たちによって「日本美術会」が結成された(一九四六年四月)。
文部省は「文展」の組織を少し変更させて名称を「日本美術展覧会」と改め、四六年の十月に再び展覧会を開いた。この展覧会に文部省はまた老大家に対する無鑑査出品制を復活した。新進の画家たちの運動に対抗して旧勢力の保存の傾向があまり明らかであったから、日本の洋画において指導的な実力をもっている二科会、独立美術協会、新制作派、春陽会等はこの展覧会に不参加を決定した。
洋画の材料が配給制になっている。これは戦争中情報局によって考え出された悪辣な方法である。画家は軍部へ奉仕しなければ職能的存在を抹殺されて、えのぐやキャンバスの配給を受けられないようにした。配給は老大家にたっぷりあり、経済的に困難な新進に少量である。これらのことも画壇の民主化を要求させる原因となっている。
ヨーロッパ名画展覧会は新しい出発に困難を感じている洋画界に大きい刺戟となった。四七年三月、読売新聞社主催で、日本にあるヨーロッパ名画展がひらかれた。