Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくとはどんなものか
俳句とはどんなものか
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句とはどんなものか (はいくとはどんなものか) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.046 Zeichen · 99 Bildschirme
どうとかこうとかいう歌を読んで返報をするというような話でありました。
そんなわけで和歌は生まれ落ちてから私にとって親しいものでありましたが、発句については十三、四ごろまでただ一言の話を聞いたこともありませんでした。初めて聞いた俳人の名は加賀の千代という名前でその句は、
朝顔に釣瓶取られて貰ひ水
という句でありました。これも母から聞いたかと記憶していますが、母はこの句を優しい句だといって激賞したように覚えています。そののち近所の友人のうちで私が歌を作ろうというと友人は発句を作ろうと主張しました。その時友人のお母さんも発句を作るといって思案するような顔をしていられましたが、やがてこういう句を示されました。
朝顔の蕾は坊のチンチ哉
この句を聞かされた時私は馬鹿にされたような気持がして、その友人のお母さんの不真面目なのが癪にさわりました。と同時に、「いくら発句は品の悪いものでもまさかそんなものではあるまい」とその句を軽蔑しました。それからまた二、三年たって他のある友人のうちで其角という俳諧師の名前を聞かされたことがありました。その人から、
我ものと思へば軽し傘の雪 其角