Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくとはどんなものか
俳句とはどんなものか
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句とはどんなものか (はいくとはどんなものか) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.046 Zeichen · 99 Bildschirme
京都あたりでよく見る昼のような景色であります。「ながながと川一筋の雪の原」とか「藁積んで広く淋しき枯野かな」とかいったような句と同様、景色そのままを描いたのであります。が、彼にくらべるとこれはなおいっそう印象明瞭であって、それに光景そのものが派手であります。春と冬との相違があるというばかりでなく、彼は川一筋とか積藁とかを見出してそれを唯一の点景物としておりますが、これは東に月を見出し、西に入日を描いています。
「鮮き」の句は雪の上を歩いているとそこに魚が一匹落ちてあるのでそれを拾った、それは新鮮な魚であったというのであります。真白な潔い雪の上に、鱗の光のある肉のしまった新しい魚を拾ったというところに、気のはりつめたような快さがあります。
「宿直して」の句は、諸士の上をいったもので大三十日の晩に御殿に宿直をして、さてほのぼのと明けはなれてみるとそれがもう元朝である、我君の春をめでたく迎えたというのであります。
「夜を春に」の句は、伏見の芝居が夜を昼のようにともし連ねている、というのであります。「春に」といったのはそれは春の時候であるからで、昼のようにというべきを一層誇張していったのであります。