Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
いかめしき音や霰の檜木笠 芭蕉
檜木笠を被って旅をしておると、その上に霰が降って来る。菅笠などよりも一層音が大きくって、いかにも厳めしいパリパリという音がするというのである。
旅寝して見しや浮世の煤払ひ 芭蕉
旅中煤払をしている人家を見た時の句で、前の「笠著て草鞋はきながら」というように、旅に年の暮を迎える身は少しも暮らしい心持はないのであるけれども、俗世間では正月のもうけに急がしくして煤払をしておる、それを見る時は自分の境遇を憐むような、また浮世の人を憐れむような、要するにそれらの人と自分との間に隔りのあるような一種の心持のする其処を言ったものである。
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る 芭蕉
果たして芭蕉は遂に旅中に病んで死んだのである。この句はその病中に出来た句で、今もなお旅中であって、その旅中にかく病んで臥せっておるし、命ももう旦夕をはかられぬのであるが、それに夢に見るところの事もなお旅であって、枯野に淋しい一人旅をしておる時などの光景がいつも夢に入る、一生を旅で暮すことが本来の目的であったのであるが、旅中に病んで死に近きにかかわらず、夢もなお旅中のことであるというところに、その本懐に満足するところもあろうし、同時にまたもの憐れなところもある。