Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
「はいかいたいよう」かいせつ
「俳諧大要」解説
柴田 宵曲
Lesen Sie 「俳諧大要」解説 (「はいかいたいよう」かいせつ) von 柴田 宵曲 (しばたしょうきょく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.995 Zeichen · 7 Bildschirme
「俳句の初歩」は『ホトトギス』第二巻第五号(明治三十二年二月)に掲げられた。初心者の蒙を啓くに自家の経験を以てした所に特色がある。二十九年中雑誌『世界之日本』に発表された「我が俳句」もほぼ同じ意味のものであるが、いささか抽象的に失する傾があった。「俳句の初歩」は「我が俳句」に述べた所を、初学者のために改めて説いたと見られる節もある。子規居士が自己の俳句を省みて「近時の俳人の如く一躍して堂に上るが如き快事に遭遇せず、一歩々々刻苦に刻苦して漸くに進みたる者」といっているのは味うべき言で、明治の俳句が単なる一時の飛躍におわらず、確乎たる基礎を固め得たのは、中心人物たる居士が一歩々々刻苦して進んだ結果に外ならぬ。「写実的自然は俳句の大部分にして、即ち俳句の生命なり。この趣味を解せずして俳句に入らんとするは、水を汲まずして月を取らんとするに同じ。いよいよ取らんとしていよいよ度を失す。月影紛々終に完円を見ず」という最後の数行は、「古池の句の弁」と相俟って考える必要がある。
「俳句上の京と江戸」は明治三十三年四月、京都から出た雑誌『種ふくべ』に寄せたものである。