Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ロンドンしょうそく

倫敦消息

夏目 漱石

Lesen Sie 倫敦消息 (ロンドンしょうそく) von Natsume Sōseki (夏目 漱石) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 19.199 Zeichen · 39 Bildschirme

Aozora Bunko

あまり面倒だから善い加減にして追さげる。……十時頃にまたペンが来た。今度差配が来たらどうしようという。今度は相談のためだ。心配するには及ばんといって慰めて引きさがらせる。十時半になるがまだ内のものは帰らない。もしここの亭主が詐欺師であって我輩を置き去りにして荷物だけ取って行ったとすれば我輩はアンポンタンの骨頂でさぞかし人に笑われるだろうと気がついた。やがて門の戸のあく音がする。帰ったらしい。まずアンポンタンにならずにすんだ。ありがたいと寝る。

翌日が四月二十五日、九時頃起きて下へ行くと主人夫婦が今朝飯をすましたところだ。我輩が食卓につくのを相図に昨夜の騒動を御存じですかと神さんが尋ねた。我輩は三階に寝るのである。下でどんな事があったか少しも知らない。騒動って何があったのですと聞くと、例の差配人との悶着一件である。昨夜彼らが新宅から帰って家へ這入る途端門口に待ち設けていた差配人は、亭主が戸をしめる余地のないほど早く彼らに続いて飛び込んで、なぜ断りなしにしかも深夜に引越をするそれでも君は紳士かと云うと、我輩が我輩の荷物をわきへ運ぶに誰に断わる必要がある。