Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ぼくのとおるみち

僕の通るみち

小川 未明

Lesen Sie 僕の通るみち (ぼくのとおるみち) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 1.108 Zeichen · 3 Bildschirme

Aozora Bunko

「君、その犬はどこの犬なの?」

勇敢な信ちゃんが、聞きました。

「さあ、どこの犬かな。いままで飼っていた人がいなくなって、うちがないのだよ。くつ屋のおじさんが、かわいがっているから、くつ屋の犬だろう。」と、男の子が、答えました。

「名は、なんというの?」

「赤といっているよ。」

「人に食いつかない?」

「かまわなければ、食いつきなどしないさ。」

「よくほえるだろう。」と、僕がいいました。

「おかしなようすをした人に、ほえるよ。」と、そばにいた女の子が、答えました。

信ちゃんは、犬のそばへいって、頭をなでてやりました。

「清ちゃんも、なでておやりよ。」と、信ちゃんが僕にいいました。

僕はこわくて、どうしてもなでる気になれませんでした。

「なでてやると、君になれるよ。」と、また、信ちゃんがいいました。

僕がまごまごしているのを見て、よその男の子が、笑っていました。すると、女の子が、

「いやなのを、むりにすると、食いつくかもしれないよ。」といいました。僕は、なでるのをやめました。

あくる日、僕が、ひとりで学校から帰ると、赤が尾をふって、僕のそばへやってきました。僕はうれしかったので、