Japanische Klassiker mit Furigana
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やさかにのまがたまこう
八坂瓊之曲玉考
喜田 貞吉
Lesen Sie 八坂瓊之曲玉考 (やさかにのまがたまこう) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 12.858 Zeichen · 26 Bildschirme
なおさらに考うべきはこれら連珠の中にあって、ことさらに今のいわゆる曲玉なるものが珍重せられ、またそれがほとんどわが国特有のものといってしかるべき事情である。いわゆる曲玉の発見地域は、ひとり内地のみならず、西南は沖縄、宮古、八重山諸島から、西北は朝鮮半島の南部に及び、またこれを時代からいえば、古くは石器時代から、大正、昭和の今日までも、現に琉球のノロ社会には、それが特に珍重せられているのである。もっとも奥羽地方のイタコや、北海道のアイヌ族は、今では単に連珠を首にかけるだけで、特にいわゆる曲玉を珍重することを忘れているが、蝦夷時代のものと思わるる奥羽地方の古墳はもとより、北海道室蘭附近や江別兵村〔(江別市)〕の古墳からは、やはりそれが発見せられ、岩手県和賀郡更木〔(北上市)〕発見、本山彦一氏所蔵の土偶、また秋田県仙北郡石名館発見、小西宗吉氏所蔵の土偶に、その首飾の連珠の中央にその形があらわされていることなどによって、古代のアイヌ族もまた特にそれを珍重したことが知られるのである。
しからば何がゆえにこのいわゆる曲玉がことさらに然く珍重せられたか、またその特異なる形態がいかにして発生したか、ないしその材料として石器時代以来わが国に産出せざる硬玉が、しばしばそれに使用せられていることに関して、いかなる径路が尋ね