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Japanische Klassiker mit Furigana

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やさかにのまがたまこう

八坂瓊之曲玉考

喜田 貞吉

Lesen Sie 八坂瓊之曲玉考 (やさかにのまがたまこう) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 12.858 Zeichen · 26 Bildschirme

Aozora Bunko

〔(巻七)〕に、「底清み、しづける玉を見まく欲り、千度ぞ告りし、かづきする海人」とあるごとき例はある。しかしこれは真珠が玉の理想的材料であることから起った、第二次的意義であろう。

ここにおいてさらに遡って考うるに、本来タマなる名称は、孔を有して緒を通ずべき個々の物体そのもののことではなく、それはむしろ第二次的転用の名辞であって、当初はこれらの多くの個々の物体を、いわゆる「タマの緒」をもって連絡したものの名称であったと考える。古語にかかる連珠を、しばしば五百箇御統玉、あるいは八坂瓊珠などという。このことにつきては後に詳説する予定ではあるが、便宜これを約言すれば、「すまる」は「しめる」の義で、多数の有孔物体を、緒をもって締め連ねたものの称、また八坂瓊とは、八尺のタマで、その緒に通した形の長きを呼んだ称である。しかしてそれをともに「タマ」と呼んでいるのである。また『日本紀』仁徳天皇四十年条に、「二女之手有二纏良珠一、皇后見二其珠一、(云云)」とある「珠」も、また明かに連珠をタマといったものである。玉の緒という名もまたこの意義におけるタマを連ねるための緒の称で、その玉の緒が断えればたちまち玉が散る。