Japanische Klassiker mit Furigana
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やさかにのまがたまこう
八坂瓊之曲玉考
喜田 貞吉
Lesen Sie 八坂瓊之曲玉考 (やさかにのまがたまこう) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 12.858 Zeichen · 26 Bildschirme
あるいはタワムの略、タム転じてタマとなったのではなかろうかとも思われるが確かでない。あるいはただちにタワの転であるのかも知れぬ。ワ行音はしばしばハ行音に転じ、ハ行音はマ行音に転ずるものである。元来長く玉の緒に通した連珠は、あるいは首に、あるいは手に、あるいは頭髪に、これを懸け、これを纏うもので、そのこれを懸け、これを纏う物の形に応じて、自由自在に撓むところにその妙用がある。しかしてこれをその長きによって八坂瓊ともいう。すなわち八坂瓊の曲玉なのである。『日本紀』〔(「仲哀紀」八年条)〕に、仲哀天皇、熊襲御親征のさいにあたって、崗県主の祖熊鰐、伊覩県主の祖五十迹手が、白銅鏡および十握剣とともに、八尺瓊を賢木の枝に懸けて献上し、もって誠意を表したことを記して、特に五十迹手がその徳をたたえた語の中に、「八尺瓊の勾れるが如く曲妙に御代治ろしめせ」とあることは、もってこれを証して余りあるといってよい。『神皇正統記』にはその曲れるという語を忌んだためか、あるいは君徳広がって八紘を被うという意義に解したものか、大神三種の神器を天孫に授け給いし時の語を録して、「八坂瓊のひろがれるが如く、曲妙を以て天下を知ろしめせ」