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Japanische Klassiker mit Furigana

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme

Aozora Bunko

白毛茸生僧の払子のごとく美麗言語に絶えたるを巨勢の医家に蔵すと観た者に聞いた人からまた聞きだ。すべて化生の物は脇を打つべく銃手必死の場合には鉄丸を射つべしというた。スウェーデンと日本と遠方ながら似たところが面白くて書き付けた。英国の一部には兎が村を通り走ればその村に凶事生ずとも火災ありともいう。明治四十一年四月ハロー市の大火の前に兎一疋市内を通り抜けた由(翌年六月五日の『随筆問答雑誌』四五八頁)。

最後に和田垣博士の『兎糞録』はまだ拝見せぬが兎糞には種々珍しい菌類を生じ予も大分集め図説を作りある。備後の人いわく兎糞を砂糖湯で服すると遺尿に神効ありと。また予の乾児に兎糞を乾かして硬くなったのを数珠に造りトウフンと名づけて、田辺湾の名物で只今絶滅した彎珠の数珠に代えて順礼等を紿き売った者がある、何してでも儲くりゃ褒められる世の中には見揚げた心底じゃ。(大正四年一月、『太陽』二一ノ一)

(付)兎と亀との話

『太陽』雑誌の新年号へ「兎に関する民俗と伝説」という長篇を書いたがここには『太陽』へ出さなんだ事ばかり書く。

第一に小学児童が熟知った亀と兎の競争の話について述べよう、これは『イソップ物語』