Japanische Klassiker mit Furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme
にも載せたり。『大薩遮尼乾子受記経』巻三にも、転輪聖王の馬宝は、〈色白く彼※(「てへん+勾」、第3水準1-84-72)牟頭華のごとし、身体正足、心性柔、一日三遍閻浮提を行ず、疲労想なし〉とあり、古インド人白馬を尊べるを知るべし。マルコ・ポロいわく、元世祖上都に万余の純白馬を畜い、その牝の乳汁を自身と皇族のみ飲む、ほかにホリアッド族、かつてその祖父成吉思汗を援けて殊勲ありつれば白馬乳を用うる特典を得たりと、ユール註に、当時元日に白馬を貢献したるなり、この風康煕帝の世まで行われつ、チムコウスキは、諸蒙古酋長が白馬白駝を清廷に貢する常例十九世紀まで存せりと言えりと(Yule,‘The Book of Ser Marco Polo,’1871, Bk. i, ch. ※)。同書二巻十五章、元日の条にいわく、この日皇帝以下貴賤男女皆白色を衣る、白を多祥として年中幸福を享けんと冀うに因る。また相遣るに白色の諸品を以てす。この日諸国より十万以上の美なる白馬を盛飾して奉ると。ラムシオの『紀行彙函』に収めたるマルコの紀行には「多大の馬を奉る、その馬あるいは全身白く、あるいは体の諸部多く白きものに限る。