Japanische Klassiker mit Furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme
て食い荒らし居る、それと同時に英国では鳥類保護の声殷んに、バクランドは田林の保護は鳥類の保護を須つ人工でどんな保護法を行っても鳥が害虫を除き鷙鳥が悪禽を駆るほどの効は挙がらぬ、たまたま鷹や梟に一疋金魚一尾捉られる位は冥加税を納めたと心得べしと説いた、現に田辺附近で狐を狩り尽くして兎が跋扈し、その害狐に十倍し弱り居る村がある、されば支那人も夙に禽獣が農事に大功あるを認め、十二月に臘と名づけて先祖を祭ると同日、といって穀類の種神を祭り、農夫と督耕者と農に益ある禽獣を饗せしは仁の至義の尽なりと『礼記』に讃めて居る、子貢※(「虫+昔」、第4水準2-87-55)を観る、孔子曰く賜や栄きか、対えて曰く一国の人皆狂せるごとし、賜その楽しさを知らざるなり、子曰く百日の※(「虫+昔」、第4水準2-87-55)一日の沢、爾が知るところにあらざるなり、百日稼穡の労に対しこの一日息んで君の恩沢を楽しむ、その休息日に農夫のみか有益禽獣までも饗を享けたので、古の君子これを使えば必ずこれに報ゆ、猫を迎うるはその田鼠を食うがためなり、虎を迎うるはその田豕を食うがためなり、迎えてこれを祭るなりとあって、野猪が田を荒らすを虎が防ぎくれるから虎を猫とともに特に祭ったので、わが邦で山の神お犬など呼んで狼を祀り猪鹿が畑を荒らすを防ぐに似たり。