Japanische Klassiker mit Furigana
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きょうふのきせつ
叢書名著の復興1 恐怖の季節
三好 十郎
Lesen Sie 叢書名著の復興1 恐怖の季節 (きょうふのきせつ) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 257.544 Zeichen · 508 Bildschirme
A そうすると、真人間ならば、すべてイデオローグにはなれないと言う論理的結論が生まれて来ますね?
B そうです。やっとわかりましたね。そして注意して下さい。これはあなたが前に言った、あらゆる共産主義者は百パーセントマルクシストでは無いと言うこととつながりのある論理的結論である点にです。ですから、実を言えば、五十五パーセントだけマルクシズムを是認している人なら、共産党に入ってしまってもいいじゃないかという考え方も成り立つわけですよ。だからまた、九十九パーセントだけマルクシズムを是認している人だって共産党に入らなくてもいいという考え方も成り立つんだ。どっちでもいいじゃないか。
A ムチャ言うな!
B ムチャじゃない。わからんかなあ、おれの言ってる事が。おまえさんもスナオに考えんかい。私の言っているのはね、入ってもよいし入らないでもよいけれど、五十五パーセントの人が後になって自分の内の残りの四十五パーセントからまた九十九パーセントの人が後になって残りの一パーセントから反ゼイされて、五十五パーセントや九十九パーセントがつつきくずされてしまったり、そのために自分がひっくり返ってダラクしたりする恐れがあったりハッキリわかっていたりしていたら、入らん方がよいと言っている。