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Japanische Klassiker mit Furigana

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うもんとりものちょう

右門捕物帖(二)

佐々木 味津三

Lesen Sie 右門捕物帖(二) (うもんとりものちょう) von 佐々木 味津三 (ささきみつぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 221.941 Zeichen · 435 Bildschirme

Aozora Bunko

「ますます奇態なことを申しおるな。まさか、人違いしているのではあるまいな」

「ござりませぬ! ござりませぬ! たしかに、むっつり右門のだんなさまと承知して、すぐさまかように押しかけてまいったのでござります。わたくしの姉にかぎってそんなだいそれたことをいたすわけはござりませぬのに、親方を殺した下手人じゃとおっしゃいまして、つい今のさっきお引っ立てなさいましたとききましたゆえ、返していただきに上がったのでござります」

「なにッ、親方殺しの下手人とな※(疑問符感嘆符、1-8-77) いよいよ聞き捨てならぬことを申すが、そなたの姉がどこで何をいたして、どこのどんなむっつり右門が引いてまいったと申すのじゃ」

不意からいでて、ますます不意なことばでしたから、右門がしたたかにめんくらっていると、少年がへへいというように、ややしばしまじまじと名人の面を見つめていた様子でしたが、けげんそうにいいました。

「では、あの、だんなさまは少しもご存じないのでござりまするか」

「知らぬ、知らぬ。まったくの初耳なればこそ、かくおどろいているしだいじゃが、いったいいかがしたのじゃ」

「いかがも何もござりませぬ。