Japanische Klassiker mit Furigana
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ごうがい
号外・少年の悲哀 他六編
国木田 独歩
Lesen Sie 号外・少年の悲哀 他六編 (ごうがい) von 国木田 独歩 (くにきだどっぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 12.066 Zeichen · 25 Bildschirme
「題は僕自身がつける、あえて諸君の討論をわずらわさんやだ、僕には僕の題がある。なにしろ御承諾を願いたいものだ。」
「やりましょうとも。王侯貴人の像をイジくるよりか、それはわが党の『加と男』のために、じゃアない、ためにじゃアない、「加と男」をだ、……をだをだ、……。だから承知しましたよ。承知の助だ。加と公の半身像なんぞ、目をつぶってもできる。これは面黒い。ぜひやってみましょう、だが。」先生、この時、チョイと目を転じて、メートルグラスの番人を見た、これはおかわりの合図。
「だが、……コーツト、(老人は老人らしい、接続詞をつかう。)題はなんといたしましょう、男的閣下。題は、題は。」
「だから言うじゃアないか、題はおれが、おれが考えがあるから可と言うに。」
「エーと仰せられましても、エーでごわせんだ。……めんどうくせえ、モーやめた。やめた、……加と男の肖像をつくること、やめた! ねえ、そうじゃアないか満谷の大将」と中倉先生の気炎少しくあがる。自分が満谷である。
「今晩は」と柄にない声を出して、同じく洋服の先生がはいって来て、も一ツの卓に着いて、われわれに黙礼した。