Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
と長二は斯様な人と応対をするのが嫌いでございますから、話の途切れたのを機に暇乞をして帰りました。
十二
後で幸兵衛は和尚に、
幸「伎倆の良い職人というものは、お世辞も軽薄もないものだと聞いていましたが、成程彼の長二も其の質で、なか/\面白い人物のようです」
和「職人じゃによって礼儀には疎いが、心がけの善い人で、第一陰徳を施す事が好きで、此の頃は又仏のことに骨を折っているじゃて、余程妙な奇特な人じゃによって、どうか贔屓にしてやってください」
幸「左様ですか、職人には珍らしい変り者でございますが、それには何か訳のある事でしょう」
和「はい、お察しの通り訳のあることで、全体あの男は棄児でな、今に其の時の疵が背中に穴になって残って居るげな」
幸「へえー、それは何うした疵で、どういう訳でございますか」
と幸兵衞が推して尋ねますから、和尚は長二の身の上を委しく話したならば、不憫が増して一層贔屓にしてくれるであろうとの親切から、先刻長二に聞きました一伍一什のことを話しますと、幸兵衛は大きに驚いた様子で、左様に不仕合な男なれば一層目をかけてやろうと申して立帰りました