Japanische Klassiker mit Furigana
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Lesen Sie 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 115.187 Zeichen · 231 Bildschirme
に文章や俳句を寄稿してくれぬかと言った。余はその頃国語の先生が兼好法師の厭世思想を攻撃したのが癪に障ってそれを讃美するような文章を作って久保君に渡したことなどを記憶している。その後久保天随君の名は常に耳にしているが、今でも余のデスクの傍に来て文章を書く事を勧めた時のジャン切り頭、制服姿が君の印象のすべてである。その後余は天随君には一度も逢わないのである。
坂本四方太、大谷繞石の二君はやはり京都よりの転学組に属する。大谷繞石君は京都でもよく往来した。一緒に高知の人吉村君に剣舞を習ったりした。「孤鞍衝雨」などは繞石君得意のもので少女不言花不語の所などは袖で半ば顔を隠くして、君の小さい眼に羞恥の情を見せるところなど頗る人を悩殺するものがあった。余も東京に放浪中は酒でも飲むとこの京都仕込みの剣舞を遣ったが、東京の日比野雷風式の剣舞に比較して舞のようだという嘲罵を受けたので爾来遣らぬことにした。
余が京都で無声会という会を組織して回覧雑誌を遣っていた時も繞石君はその仲間であった。――序でに無声会員は栗本勇之助、金光利平太、虎石恵実、大谷繞石、武井悌四郎、林並木、岡本勇、河東碧梧桐、高浜虚子という顔振れであった。