Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ちきゅうようさい
地球要塞
海野 十三
Lesen Sie 地球要塞 (ちきゅうようさい) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 71.834 Zeichen · 144 Bildschirme
その代り赤色光は、いつの間にか橙色にかわった。
橙色になったと思っているうちに、今度は淡紅色に変った。――ここに於て、私は万事を察した。
「おい、オルガ姫。あれは、色彩信号だ。解読してくれ。ほら、例の暗号帳の第三十九頁に出ているあれだ」
私は、俄かに元気づいた。
色彩信号だ。この色彩信号というのは、さっきもちょっといったように、色彩の変化により、信号をつたえるもので、モールス符号よりも簡単で、且つ速く送ることが出来る。一分間に一万字は送れる。
だが、これは肉眼で見分けることは、ちょっとむつかしい。オルガ姫のような人造人間でないと、うまく受信が出来ない。
色彩信号は、近距離用のものである。四、五十メートルも離れると、何が何だか、わからなくなる。
さて、どんな信号を送ってくるか。いや、それにも増して、私が悦んだのは、鬼塚元帥との連絡がとれる見込がついたことであった。色彩信号は、ごく最近、鬼塚元帥が考え出した極秘の通信法の一つであった。それを使うかぎり、鬼塚元帥からの通信であると考えて、まず間違いないのであった。
ああ、鬼塚元帥と連絡がつけば、きっと私は、愕くべきニュースを受取ることになろう。