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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちきゅうようさい

地球要塞

海野 十三

Lesen Sie 地球要塞 (ちきゅうようさい) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 71.834 Zeichen · 144 Bildschirme

Aozora Bunko

その使命が、あからさまにいって、どんなことであったか、それを話せば、どんな人でも、呀っといって腰をぬかすことであろうが、残念ながら、まだ書く時期が来ていない。いずれそのうち、だんだんと分ってくることであろう。

とにかく私は、クロクロ島において、その重大使命の達成に、ようやく手をつけ始めたばかりのところで、とつぜん鬼塚元帥からの招電に接したのであった。元帥の用向きは、一体なんであろうか。

それは、尋常一様のことではあるまい。それだけは、容易に予想できる。もしそうでなければ、折角あのような重大使命をさずけて特派した私を、仕事にかかったばかりのところで、そう簡単に呼び戻すわけがない。

だが、元帥の胸のうちは、ここでいくら私が考えてみても、分らない。

「東京港へはいります。港内司令所より、第四十三番潜水洞へはいれとの命令がありましたから、只今からそちらへはいります」

オルガ姫が、なんでもやってくれるのだ。私は、早くこの魚雷型潜水艇から出て、美味なあたらしい空気を、ふんだんに肺の奥まで吸いこみたいと思った。

艇のエンジンは、とつぜん停った。

ぎいイ、ぎいイ、ぎいイ――と、金属の擦れ合う高い音がきこえる。