Japanische Klassiker mit Furigana
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たいくうまかん
大空魔艦
海野 十三
Lesen Sie 大空魔艦 (たいくうまかん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 31.098 Zeichen · 63 Bildschirme
「それいまのうちだ。爆破作業を始め」
五勇士はそこでちりちりばらばらになった。
油タンクや、飛行機のあな蔵をみつけては、ダイナマイトを植えていった。時計を見て、時刻をはかると導火線に火をつけた。さあ、あと三分間で爆発する。
そのうち空魔艦二機だけは、そのままにしておいたが、五人の勇士はぞくぞくとその前に集ってきた。
「どうだ、ダイナマイトは、うまくいったか」
「うん、大丈夫だ。いまにたいへんなことになるぞ」
「じゃあこの辺で、空魔艦のタイヤをぶちこわそう。さあ、みんな掛れ!」
一同は手榴弾をふりあげた。
そいつをがーんとなげつけて、さっと身体を氷上にふせた。空魔艦のタイヤのそばには、黒い手榴弾がごろごろあつまってきた。――と思う間もなく、大音響をあげて爆破!
タイヤは破れた。
空魔艦は翼をがくりとゆすぶって、手榴弾のつくった穴の中に、轍をすべりこませる。
敵が起きて来たらしく、あちこちに怒声がおこる。
と、次の瞬間、天地もふるうような大爆音が起った。猛烈な空気のながれ、目もくらむような大閃光。
ぐわーん、めりめりめり、ばらばらばらと、なにが飛ぶのか、根拠地の奥の方ではひっくりかえるようなさわぎだ。