Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠16
中里 介山
Lesen Sie 大菩薩峠16 (だいぼさつとうげ) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 268.946 Zeichen · 520 Bildschirme
その形勢で見ると、今までは火花を散らそうとした二つの勢力が一つに合流はしたけれども、さてまた、この合流した勢いのきわまるところが問題でなければなりません。一時の合流は見たけれど、それがために大雨がにわかに到ったというわけでもなし、双方を納得せしむべき解決条件が見出されたというわけでもないらしいから。
これからこの浪人に率いられて、どこかへ行くのだ。どこぞへ行って、改めて熟議を凝すものに相違ないが、どこへ行くつもりだろう――そんなことまで、米友が想いやっているうちに、早くも右のさむらいを先頭にして、この群衆の姿は全部村の中に隠れてしまいました。
そこで、川原の中に止まる者は、はや宇治山田の米友と、両替の駄賃馬ばかり――それも、いつまでこうしていなければならぬはずのものではない、ともかく、市が栄えてみると、自分たちは、自分たちとしての引込みをつけなければならない。
かくて、米友は、おもむろに馬を曳いて、川原の中から、こちらの堤の上へのぼって、仮橋のある柳の大木のあるところまでやって来たのであります。が、そこで米友が、まず目についたのは、その柳の木の下に一つの立札があって、これに筆太く記された字面を読んでみると、