Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

たいしゅうぶんげいもんどう

大衆文芸問答

国枝 史郎

Lesen Sie 大衆文芸問答 (たいしゅうぶんげいもんどう) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.205 Zeichen · 17 Bildschirme

Aozora Bunko

問「可なりというのは何ういう意味です!」答「日本の純粋探偵創作壇、これを標準にして云う時は、多少割引が必要でしょう。作家の数から云う時も、作品の量から云う時も、亦その質から云う時も、全盛時代とは云えません。但し探偵創作物が、日本の読書界に現われてから、僅々数年にしかなりません。これを考慮に入れて云えば、可成り全盛になったなぁと、感嘆しても可さそうです。だが立場を代えて云えば、探偵小説時代という、この掛声は是認出来ます」問「それを聞かせて戴きましょう」答「多くの大衆文芸の中へ、探偵質が織り込まれている。この点から云えば全盛です」問「個々の作家の特徴に就いて、御意見を聞こうじゃありませんか」答「それはいつぞや読売新聞で、一通り云ったつもりです。そうして其後の作家評と、そうして其後の作品評とは、平林初之輔さんが新青年誌上で充分云って居るようです」問「そうして貴郎は其説に、全部賛成しているのですか」答「それより私は斯う云い度いのです、平林さんがああ云って以来、私の云うことが無くなったんだとね」問「それは大変お気の毒ですね」答「いや、ひどく可い気持です」問「純文芸の作家達が、探偵小説へ手をつけましたね」