Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
Lesen Sie 妖怪学 (ようかいがく) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.416 Zeichen · 117 Bildschirme
夢見るは雨と日和の二つなり変らぬ時に見るはまれなり
鳥の声すみてかるきは日和なりおもく濁るを雨気とそ知る
小便のしけきは日和のむ水の腹にたもつを雨と知るへし
のみや蚊のきわめてしけく喰ならは雨のあかりと雨気つくころ
香の火の何よりはやくたちぬるは雨のあかりと雨気つくころ
ね心のあしき夜ならは雨としれさてはぬす人ゆたんはしすな
俗に寒割ととなうるものありて、寒中三十日間の天気を見て、一年中の晴雨、豊凶を前定するなり。また、俗に雪は豊年の兆しなりと伝う。また、鴉はその年の風水を知り、巣を樹木の高き枝に作るときは洪水あるの兆しとし、低き枝に作るときは大風あるの兆しとすという。
『商家秘録』中に、
四月三日、五月五日の天気よしあしをもって年の豊凶を知れ
柳の栄ゆる年は米よく熟す
また、一首の歌に、
蛍火の少なき年は秋の田の刈穂も実のりよしと知るへし
以上、天気の吉凶、風水の有無を前定するは全く偶然のように見ゆるも、その実、しからざるをえざる原因事情ありて、その結果をきたすものなれば、偶然にあらずして必然なりといわざるべからず。これ畢竟、多年の経験によりて、原因と結果との間に存する必然の関係を発見したるにほかならず。