Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
Lesen Sie 妖怪学 (ようかいがく) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.416 Zeichen · 117 Bildschirme
(二〇)舟待ちせざる呪術
「ゆらのとをわたる舟人かぢをたえゆくへもしらぬ恋の道かな」の歌を唱うれば、舟待ちすることなしという。
(二一)旱魃の際、雨を祈る法
その法は、「皇皇上天照臨下土集地之霊神降甘雨庶物群生咸得其所」(皇々たる上天、下土を照臨して、地の霊を集め、神は甘雨を降らし、庶物は群生して、みなその所を得)の文を唱うるなり。
(二二)霖雨の節、晴れを祈る法
その法は、「天生五穀以養人民今天雨不止用傷五穀如何如何霊而不幸殺牲以賽神霊而則不止鳴鼓攻之朱緑縄索而脅之」(天は五穀を生じて、もって人民を養う。いま天、雨ふりてやまず。もって五穀を傷る。いかんぞ、いかなる霊にして幸いせず。牲を殺して、もって賽神す。霊には、すなわち鼓を鳴らすをやめず、これを攻むるに朱緑の縄索もてす。しかしてこれを脅かす)の文を唱うるなり。
以上は、我人の精神作用に関係すべき理なきこと明らかなりといえども、また全く、偶然、暗合ばかりに帰すべからず。その雨を祈り晴れを祈るがごときは、大いに人の心を慰め、多少これによりて安心を営み、雨を待つに時日の長きをも、さほど意にせざることあるべし。