Japanische Klassiker mit Furigana
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ふじんざっしのもんだい
婦人雑誌の問題
宮本 百合子
Lesen Sie 婦人雑誌の問題 (ふじんざっしのもんだい) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.239 Zeichen · 13 Bildschirme
に書かれているブルジョア婦人雑誌に対する態度は、プロレタリア文化の尖鋭な伝播者・組織者としてのわれわれの刊行物と、ブルジョア文化攻勢の具体化としての婦人雑誌との相互的関係を、十分弁証法的に、レーニン主義的に把握しているとはいえぬ。「発刊の言葉」の中で、「ほんとの自分たちの日常生活の友となり、役に立つ知識と勇気と楽しみとを与えて呉れる婦人雑誌」としての『働く婦人』に対してさながら固定的な対立関係にあるもののようにブルジョア婦人雑誌というものの存在が示されている。同時にあるところではブルジョア婦人雑誌の記事は同じ減俸について書くにしても、減俸された世帯をどうやりくるかという末のことばかりを書くが、『働く婦人』では何故減俸が起ったかという根本のところまでを示すものだと、まるでブルジョア婦人雑誌とプロレタリア婦人雑誌とは同一の線上に立ちながらただ程度の差によってその性質が分れるものであるかのような認識の曖昧さが示されている。これらの点は徹底的に明瞭にされなければならない。ブルジョア婦人雑誌との存在のちがい、およびその内容に現れる両者の相違は決して同一種類のものの上に生じる程度の差の問題ではなく、資本主義日本内に対立する二つの階級の、実に明々白々な世界観の相異を基礎として、必然に生じる文化戦線の対立であること。