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Japanische Klassiker mit Furigana

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うちゅうせんたい

宇宙戦隊

海野 十三

Lesen Sie 宇宙戦隊 (うちゅうせんたい) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 77.201 Zeichen · 155 Bildschirme

Aozora Bunko

帆村はこの話を聞くと、さっと顔色をかえた。それから彼は若月次長を探し出すと、彼を引張って行くようにして、室戸博士の一行を訪ねたのであった。

「白根村で村道を歩いていた十二三人の者が、急に歩けなくなった話をお聞きになりましたか」と、帆村は室戸博士をはじめ、七人組の顔をずらりと見まわしていった。

「ああ聞いたよ。どうもおかしいね」

室戸博士は、落ちついて答えた。

「そうですか。重大な事件だと思いますが、あなたがたはあれをどうお考えになりますか」

帆村は熱心な口調でたずねた。室戸博士はしずかに首を左右に振って、

「まったく気の毒だと思う。この村は、例の青い怪物の出現以来かなりおびえているらしいね。神経衰弱症だねえ」

博士はしずかにいった。帆村はそれを聞いて、不満の色をうかべた。

「室戸博士は、そうお考えですか。それはちとお考えすぎではないでしょうか。十二人の歩行者が、揃いも揃って神経衰弱になるとは思われませんが……」

「ほほう。君は狐つきの説を信ずる組かね。はははは」

「いやそうじゃありません。第一、あの十二人のうちには海軍軍人が二人いるのですよ。列車から下りたばかりの海軍軍人は、青い怪物事件のあったことも知らないのですし、また話を聞いたとしても、あんなことで海軍軍人ともあろう者が、神経衰弱になろうとは思われません」